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市役所前、優しいホームに 福井鉄道

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市役所前、優しいホームに 福井鉄道

供用を開始した福井鉄道福武線の市役所前電停=福井市 供用を開始した福井鉄道福武線の市役所前電停=福井市

 福井鉄道福武線と福井駅前線の乗り換え拠点となっている福井市の市役所前電停(ホーム)の移設・改良工事が完了し、11日から供用を開始した。県繊協ビル(同市大手)西側の上り線(越前武生方面行き)ホームを北側に移動させて下り線(田原町方面行き)ホームと対面(対面式ホーム)できるようにした。歩道からスロープでホームに入れるため、お年寄りや体の不自由な人たちも利用しやすくなった。

 これまで上り線ホームに行くには大名町交差点地下横断歩道の階段を上るしかなく、車いすの人は介助がないと利用できなかった。このため福鉄は事業費約1億8千万円(国、県、福井市補助)をかけて7月から改修工事を進めていた。これで福武線の駅と電停は全てバリアフリー化された。

 市役所前電停はホームの長さが35メートル、幅2メートルで、待合スペースの屋根の長さも24メートルにして全長の長い車両のフクラムにも対応。傘を差さずに乗り降りできる。スロープ、点字ブロック、手すりなどを設置し安全性を向上。乗り間違いがないよう電光掲示板と音声案内で利用客を誘導する。

 福鉄担当者は「初日は混乱がないよう駅員を立て誘導した。平日もラッシュ時には駅員が立っているので対応できる」という。

 なお、インバウンド(訪日外国人客)対応として市役所前電停の駅名標や路線図を一新し、駅名の4カ国語表示、路線図の2カ国語表示などを行った。