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外出するきっかけに 広島県、盲導犬を貸し出し

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外出するきっかけに 広島県、盲導犬を貸し出し

 視覚障害者の社会参加を促そうと、県は、熊野町の治療院経営、中柴健一さん(49)と知子さん(39)夫妻に盲導犬「エンター」を貸し出した。

 JR広島駅南口地下広場で式典があり、三田利江子・県子育て支援部長が「充実した社会生活を送れるよう祈念しています」とあいさつ。目録を受け取った健一さんは「旅行が趣味なので、行ける所はどこでも行きたい。外出する気持ちになるきっかけになります」。知子さんは「お店にスムーズに行けるので安心です」と喜んだ。

 エンターは雄のラブラドール・レトリバーで、2歳6カ月。夫妻はこれまで約9年、盲導犬と暮らしていたが、定年を迎えたため新たに貸し出しを受けた。2人でエンター1頭を利用する。

 県によると、県内では民間団体の貸し出しを含めて12月1日現在、32人に29頭の盲導犬が利用されている。