産経ニュース

鳥取・湯梨浜町で大玉「愛宕梨」出荷始まる

地方 地方

記事詳細

更新


鳥取・湯梨浜町で大玉「愛宕梨」出荷始まる

 冬の赤梨を代表する品種「愛宕梨」の出荷が、鳥取県の梨産地、湯梨浜町で始まった。1つ1キロ前後もある大玉の梨で、お歳暮用に人気があり、同町の東郷梨選果場では箱詰め作業に追われている。

 同選果場に持ち込まれる愛宕梨は、同町と北栄町北条地区の生産者約100戸が計3・2ヘクタールで栽培。11月下旬から収穫が始まり、同24日にあった事前検査では、平均糖度が約12・5度だった。例年並みに甘みがしっかりとのり、果汁豊かに仕上がっているという。

 愛宕梨は日持ちがよく、冷暗所に保管すれば、年を越してもおいしく食べられる。このためお歳暮などギフト需要が多く、同選果場では5キロ箱を中心に、1・5キロほどもある超大玉の1玉箱など多彩に箱詰めしている。出荷は今月22日まで続き、8月から続いた鳥取の梨の季節をしめくくる。

 昨年は10月21日の県中部地震で、同町などの愛宕梨は落果の大きな被害に見舞われた。今年は順調に栽培が進み、同選果場は昨年より89%増の8500箱(10キロ箱換算)の出荷を計画、3千万円の売り上げを見込んでいる。