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“天空の山城”大掃除 備中松山城本丸、1年間の汚れ落とす

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“天空の山城”大掃除 備中松山城本丸、1年間の汚れ落とす

 天守が現存する国内唯一の山城、備中松山城本丸(標高430メートル)=高梁市=で8日、1年間の汚れを落とす大掃除が行われ、観光客らが迎春準備の光景をカメラに収めていた。

 この日は雪が降る中、建設業者や瓦職人ら5人が国重要文化財の天守や二重櫓(やぐら)などの屋根に登り、落ち葉やサルのふん、クモの巣などを取り払い、瓦のずれや破損などをチェックした。

 同城は秋から冬にかけて天守が雲海に浮かぶ「天空の山城」として全国に知られ、本丸への入場者数は、NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニング映像に使用されるなどした昨年度は約10万6千人を記録。

 また京都市で展開の「大政奉還150周年プロジェクト」に参画都市で加わるなどした今年度も、11月までに約6万8千人。海外からの観光客にも人気観光スポットとなっている。

 初めて岡山を訪れたという台湾・高雄市の航空会社職員、呉柏誠さん(28)は「古色があって素晴らしいお城だ。雪の中の大掃除が見られて幸運。SNSで友人に自慢したい」と、レンズを向けていた。

 年末年始は29日から1月3日まで、本丸へは入場ができない。問い合わせは高梁市教委社会教育課(電)0866・21・1516。