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洲本市と龍谷大のため池ソーラー発電に「プラチナ大賞優秀賞」

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洲本市と龍谷大のため池ソーラー発電に「プラチナ大賞優秀賞」

プラチナ大賞優秀賞のトロフィーを手にする龍谷大学の白石克孝教授(右)と竹内通弘市長=29日、洲本市役所 プラチナ大賞優秀賞のトロフィーを手にする龍谷大学の白石克孝教授(右)と竹内通弘市長=29日、洲本市役所

 洲本市が龍谷大学との域学連携事業として実施しているため池ソーラー発電事業が「第5回プラチナ大賞優秀賞」に選ばれ、竹内通弘市長に受賞報告された。県内の同賞受賞は豊岡市、養父市につぐ3市目となった。

 プラチナ大賞は東大総長などを務めた小宮山宏氏が提唱し、環境や高齢化などの地域の課題解決につながる新産業の創出や各地の取り組みを表彰、社会に発信していくもので、今年度は46団体が申請。洲本市が中心となって申請した「あわじ環境未来島構想実現への挑戦~産官学金連携による地域貢献型ため池ソーラー発電事業~」が、2大賞に続く優秀賞に選ばれた。

 事業は龍谷大の白石克孝教授が代表を務める非営利株式会社「PS洲本」が主体となり、市からため池を借りて淡路信用金庫、淡陽信用組合から資金調達。ため池の水面に太陽光発電施設を設置し、水利組合などが施設の見回りなどを担当、売電益を地域活性化に利用する仕組み。同市五色町鮎原塔下の「塔下新池」、同市中川原町三木田の「三木田大池」で稼働している。

 報告した白石教授は「非営利の社会貢献型再生可能エネルギーというユニークな事業モデル、日本で2番目にため池が多い洲本市の特性を生かしたことなどが評価されたのでは」と解説。竹内市長は「再生可能エネルギー活用推進条例は作ったが、理念先行になっていた中で、域学連携で学生が地域に入って事業が動き出した。理想の形ができて受賞はうれしい限り」と喜んだ。