産経ニュース

いじめ相談にSNS活用 山梨県教委「電話するには勇気が必要…」

地方 地方

記事詳細

更新


いじめ相談にSNS活用 山梨県教委「電話するには勇気が必要…」

 県教育委員会は6日、公立高校などを対象に開いた「いじめ問題対策委員会」(会長・池田充裕県立大教授)で、無料通信アプリ「LINE」(ライン)などSNSを活用した相談窓口が必要との考え方を確認した。

 池田会長は会合後、報道陣に「今の子供たちは電話相談では勇気が要る。メールやラインによる相談を受け付けることが必要だ」と強調した。

 今年3月、文部科学省が改訂した「いじめ問題への基本的取り組み」でも、インターネット上でのいじめの問題を指摘。文科省で具体策を検討しており、「本県としても必要だ」(池田会長)としている。

 ただ、委員会では県教委から、SNSの相談を始めるとカウンセラー増員でコストが膨らむなどの課題がある、との説明もあった。

 委員会では、7~10月のいじめに関する県調査結果も公表された。

 結果によると、いじめの認知件数は74件。形態(複数回答)のトップは「冷やかしやからかい・悪口や脅し文句など」(44・1%)だった。2位は「仲間はずれ・集団無視」(19・6%)、3位は「パソコンや携帯電話などで誹謗(ひぼう)中傷など嫌なことをされる」(9・8%)だった。