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郷土の淡水魚、おいしさPR 山梨学院短大でコンテスト

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郷土の淡水魚、おいしさPR 山梨学院短大でコンテスト

 ■産官学が連携…HPでレシピ公開

 山梨学院短大(甲府市酒折)で6日、食物栄養科の学生による料理コンテストが行われた。題材は、淡水魚と根菜の「ヤーコン」。同短大がレシピを提供。県や生産者と連携して県特産品のPRを進める。県は今年度中にホームページでレシピを公開する。産官学で取り組み続けてきた淡水魚の普及。そのココロは? 

 淡水魚を主役にした料理コンテストは、特産品を使って調理することで、学生に技術向上だけでなく、山梨の食材への関心を高めさせようと、平成22年から続けられている。

 海なし県の山梨のおいしい魚を「県内外に発信したい」という強い思いもある。県花き農水産課によると、本県はニジマスやイワナなど「その他淡水魚」の生産量が全国3位(平成28年度)。

 だが、「マグロ好きが指摘されるように海産物の方が好き。もっと淡水魚を消費してほしい」という。

 今回は、北杜市の特産品、ヤーコンを栽培する八ケ岳ヤーコン組合(原誠代表)も加わった。

 コンテストは、1年生62人が21班に分かれ、淡水魚とヤーコンを使った料理にそれぞれ挑戦。「甲斐サーモンのパフェ風仕立て」「鯉のブイヤベース」「ヤマメのカレー風味炊き込みご飯」「ヤーコンのロールケーキ」などの料理が完成した。

 審査の結果、佐藤風夏さん(18)と石井花菜さん(同)の「甲斐サーモンの和風ドリア」と「ヤーコンポートのタルト」が両部門のグランプリを獲得。佐藤さんは「甲斐サーモンを和風で食べてほしいので、お茶漬けのアイデアを考えた。ヤーコンはシャキシャキした食感を出すのに成功した」と語った。

 調理を指導した鈴木耕太専任講師は「プロの味と思える作品もあり全体に高水準」と講評した。