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大田原で犬の「紺染め」ピーク 天日干しに精

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大田原で犬の「紺染め」ピーク 天日干しに精

 江戸時代から続く老舗染め物店「紺屋」(大田原市黒羽向町)で、来年のえと「戌(いぬ)」にちなみ、犬を描いた藍染めの壁掛けを製作している。染め上がった布を天日干しする作業もピークを迎えている。

 8代目店主、小沼雄大(ゆうた)さん(32)は「来年も平和で穏やかな年になるように願いを込めた」。小沼さんがデザインした仲むつまじい夫婦犬と、先代から受け継がれている張り子の犬の2種類の絵柄がある。

 長さ80センチ、幅46センチ。松の根を燃やして作る良質なすすを原料とした「松煙墨(しょうえんずみ)」に豆汁(とうじゅう)を混ぜて下染めする「紺染め」の技法で製作している。玄関や部屋に飾る縁起物として人気を集め、年末までに約200枚を仕上げる。問い合わせは同店(電)0287・54・0865。