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サクラマス順調に遡上 栃木県、那珂川で初調査 ヤマメ全体の26%確認

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サクラマス順調に遡上 栃木県、那珂川で初調査 ヤマメ全体の26%確認

昨年6月、大田原市黒羽の那珂川で釣られた体長41センチのサクラマス(栃木県水産試験場提供) 昨年6月、大田原市黒羽の那珂川で釣られた体長41センチのサクラマス(栃木県水産試験場提供)

 釣り人の間で「幻の魚」と呼ばれるサクラマスについて、栃木県水産試験場(同県大田原市)は今年、那珂川を対象に初めて調査し、ヤマメ全体の4分の1が降海型のサクラマスで、順調に遡上(そじょう)していることが分かった。関東随一の清流とされる那珂川の清らかさを裏付けている。(川岸等)

 サクラマスはサケ科の魚。河川残留型はヤマメと呼び、サクラマスは海に下って体長70センチに成長する。個体数が少ない上、強烈な引きと食味が良いことから釣り人が「いつかは釣りたい」と思う高級魚だ。

 ヤマメの放流事業、水質改善などで個体数が増加傾向とみられ、同試験場は重要な遊漁資源活用のため、平成23~28年に採取したヤマメ85尾を分析、パーマークと呼ぶ腹部の青い斑点、耳石中の元素分析などで判別法を確立した。この方法で今年、釣り人から情報提供された57尾(20~58センチ)を詳しく調べた。

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