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淡路市、適性スポーツをIoTで提案 来年2月に運動能力テスト

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淡路市、適性スポーツをIoTで提案 来年2月に運動能力テスト

 ■体にセンサー、データ収集

 淡路市はあらゆるモノがインターネットとつながる「IoT」(モノのインターネット)を活用して、体に付けたセンサーの計測結果からその人に向いているスポーツ競技を提案する運動能力テストを来年2月に計画している。一般向けに開催する予定で、担当者は「まずは健康や運動でIoTサービスの可能性を見いだし、他の分野にも広げていきたい」としている。

 同市は今年8月、地域でのIoTの取り組みを支援する経済産業省の「地方版IoT推進ラボ」に選定され、市商工会や淡路信用金庫などが構成メンバーとなって地域課題の解決やIT人材育成に向けて活動をスタートした。

 10月には通信大手のNTTドコモと包括的連携協定を締結したことでラボの構成メンバーに同社が加入。個々のプロジェクトの実証実験や事業化に協力してもらっている。現在、農林水産や健康福祉、教育などの各担当課から課題を聞き出し、IoTが活用できそうなものを見つけて解決策を提案している。

 手始めに計画された運動能力テストでは、センサーを付けた状態で垂直跳びなどの簡単な運動をしてもらい、心拍数などの各種データを基に能力をグラフ化。身体特性をもとに適性のあるスポーツが提案できるという。青少年のスポーツ振興とともに、高齢者が生涯スポーツとして打ち込む際の判断材料としても期待される。

 同市の担当者は民間企業などと組むことで市役所単独では思いつかないアイデアが出てくるといい、「関係機関と連携を密にして、最新のテクノロジーも活用しながらさらに魅力的な街づくりにつなげたい」と期待している。