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福岡市、博多の街歩きを楽しく 32年度までに「石畳風」舗装に

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福岡市、博多の街歩きを楽しく 32年度までに「石畳風」舗装に

 福岡市は5日、博多区のうち由緒ある寺社が集まる地域で、道路の舗装を「石畳風」にする「博多旧市街プロジェクト」を始めると発表した。博多の歴史を観光資源としてこれまで以上に活用する。再開発でビルの建て替えが進む天神地区と対照的なまちづくりによって、市全体の魅力を高める。

 プロジェクトは、博多区の御供所、冷泉、大浜、奈良屋の4地区にまたがる「博多部」が対象となる。

 博多部は、博多祇園山笠や博多どんたくの舞台であり、櫛田神社や聖福寺、承天寺などが集まる。碁盤の目状の街並みは、豊臣秀吉による「太閤町割り」が基礎となっている。

 プロジェクトではまず、エリア内の路地の一部を石畳風の舗装に改める。JR博多駅から北東に延びる承天寺通りや、櫛田神社への参道、櫛田表参道など、観光客が街歩きを楽しめる路地から施し、平成32年度の完成を目指す。

 観光案内板なども、統一感を持たせるような改修をすすめる。将来的には、民間業者の開発事業でも、歴史や文化に配慮した外観となるよう、地域住民らと協議を始める。

 観光拠点として、2カ所ある大規模な公園や、閉校した冷泉小学校跡地の活用も検討する。

 高島宗一郎市長は「福岡には、すばらしい歴史資源が多い。目で見て歴史を感じられるストリートを演出していきたい」と述べた。