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慰安婦像問題で幹部派遣 福岡市「耳の痛いことも言う」 釜山市の認識、徐々に変化

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慰安婦像問題で幹部派遣 福岡市「耳の痛いことも言う」 釜山市の認識、徐々に変化

福岡と釜山両市の企業経営者が集まったフォーラム。福岡市はこうした交流を背景に、釜山側と折衝した=平成26年5月、福岡市中央区(福岡市ホームページより) 福岡と釜山両市の企業経営者が集まったフォーラム。福岡市はこうした交流を背景に、釜山側と折衝した=平成26年5月、福岡市中央区(福岡市ホームページより)

 「日本側の緊迫感が伝わっていない」(高島氏)。福岡市は幹部をたびたび訪韓させ、慰安婦像によって日本の対韓感情がどれだけ悪化しているか、繰り返し説いた。これまでの折衝回数は、10回以上になった。

 釜山市側は徐々に、問題の深刻さを認識した。

 ■「分かっている」

 釜山市議会は今年6月、慰安婦像の設置・管理を市長が行えるとする条例を定めた。日本総領事館前の慰安婦像を、市管理の「公共物」とすることを念頭に置いた条例といえる。

 だが、釜山市幹部は「総領事館前の慰安婦像は、条例の対象にならない」と福岡市に直接伝えた。現地の市議会でも7月、同様の答弁をした。

 11月半ばになると、釜山市側が「福岡側の心情は、もうよく分かっている」と伝えてきた。福岡市の働きかけが、一定の成果を上げたといえる。

 ただ、韓国の左派系市民団体やメディアを中心とする「反日」は、左派色の強い文在寅(ムン・ジェイン)政権が誕生したことで勢いづく。

 9月には、釜山市の日本総領事館前で、「日本の植民地支配下で徴用された朝鮮人労働者を象徴する像」(徴用工像)を設置する動きが明らかになった。韓国の労働組合が計画する。

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