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宇陀市立学校給食センター、学校給食甲子園で準優勝 食材多くは地元産、味付けも高い評価

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宇陀市立学校給食センター、学校給食甲子園で準優勝 食材多くは地元産、味付けも高い評価

 学校給食のおいしさを競う「第12回全国学校給食甲子園」の決勝大会が、東京都豊島区の女子栄養大学で開かれ、近畿ブロックの代表として出場した宇陀市立学校給食センターが準優勝を飾った。好成績を収めた職員2人が竹内幹郎市長に準優勝を報告し「来年以降も出場して、優勝をめざしたい」と決意を新たにしていた。

 給食甲子園は食育の啓発と地産地消の奨励を目的に平成18年から開催。書類審査による予選を通過した学校給食センターの職員や各学校の調理スタッフらが、2人1組となって全国大会に挑み、おいしさや調理過程の衛生管理を競う。

 今大会には全国から2025の学校・施設がエントリー。宇陀市立学校給食センターは4次の書類審査を経て、2年連続で近畿ブロック代表に選ばれた。全国大会では、栄養士の辰己明子さん(51)と調理主任の宇良章子さん(59)がペアを組み、制限時間の1時間以内に「宇陀の黒豆ごはん」や「かぶの雪見汁」など計5品の料理(6人分)を作り上げた。

 食材の多くは宇陀産で、特に「大和肉鶏のグリル&宇陀産自家製ブルーベリーソース」は「本場のフランス料理並みのおいしさ」と審査員から高い評価を受けたという。

 同センターは職員25人で運営し、幼稚園を含む市内の13校に給食を提供。今年は夏にメニューを決定し、全国大会の出場が決まってからは調理の練習を繰り返したという。特別賞(3位)を受賞した昨年を上回る好成績に、宇良さんらは「調理中は緊張しましたが、準優勝できてうれしく思います。今後も子供たちにとって安心な給食を提供できるようチャレンジしたい」と話した。宇陀市の竹内幹郎市長は「子供たちに宇陀市の良さを知ってもらうために、これからも夢のある食事をつくってほしい」とエールを送った。