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国交省、パイロット養成に奨学金 崇城大生ら対象

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国交省、パイロット養成に奨学金 崇城大生ら対象

 国土交通省は、パイロットを目指す学生向けに、学費を無利子で貸与する奨学金制度を、平成30年度から始める。格安航空会社(LCC)がさらに事業を拡大すると見込まれるほか、数が多い40代のパイロットが将来退職した場合に、人員不足に陥ることが懸念されている。学費負担の軽減で養成につなげる。

 対象となるのは、桜美林大や東海大、崇城大をはじめとする私立大と、専門学校「日本航空大学校」や訓練会社「新日本航空」に在籍する学生。1学年当たり25人程度に各500万円を貸与する。私立大などでパイロット養成課程を修了するには、1500万~2千万円程度の学費がかかるという。

 国交省によると、学生の奨学金受領が認められた場合、信販大手オリエントコーポレーション(オリコ)が、新たに創設される「航空機操縦士育英会」を経由して学校側に学費を立て替え払いし、学生は卒業後10年間でオリコに返済する。

 1人当たり約60万円に上る保証料などは、学校が2分の1、日航と全日空がそれぞれ4分の1を負担するという。