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甲府で家畜のヤギ撃たれ死ぬ シカと間違う?鳥獣保護法違反で捜査

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甲府で家畜のヤギ撃たれ死ぬ シカと間違う?鳥獣保護法違反で捜査

 3日午後5時ごろ、甲府市善光寺町の農家で飼っていたヤギ2頭のうち、1頭が倒れて死んでいるのを、この農家の男性(31)が見つけ、甲府署に通報した。ヤギには銃で撃たれた跡があった。付近には数件の民家があり、狩猟が禁止されており、同署は鳥獣保護法違反の疑いで調べている。

 甲府署によると、ヤギは農家の所有地に立てられたくいにつながれ、山側に倒れていた。弾は背骨付近から貫通した。3、4日の現場検証で弾や薬莢(やっきょう)は見つかっていないという。男性は3日午後1時から4時まで外出しており、この間に射殺されたとみている。4時ごろに、近所の農家の男性(86)が発砲のような音を聞いたという。

 現場から約30メートルの場所に道路があり、距離や傷の形状などから、県警は「何者かが道路側からライフル銃で撃ったことも考えられる」(捜査関係者)との見方を示している。

 飼い主の男性は、新たに畑を作るため、所有地でヤギを育て、雑草を食べさせていた。

 男性は「撃たれたヤギはオスで毛が茶色なので、シカと思って撃たれたのではないか。顔を見ればわかるのに」と語った。

 男性も地元の猟友会に入っており、「背骨を直撃するのは相当なベテランだ。周辺の子供たちにも人気だったので、殺されて悲しい」と肩を落とした。