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「外交官・井伊直政」功績を紹介 彦根城博物館元学芸員が出版

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「外交官・井伊直政」功績を紹介 彦根城博物館元学芸員が出版

 彦根城博物館(滋賀県彦根市)の元学芸員が、初代彦根藩主、井伊直政の生涯と功績についてまとめた書籍『井伊直政-家康筆頭家臣への軌跡』(戎光祥(えびすこうしょう)出版)を出版した。全国の書店で発売されている(2700円)。

 執筆したのは同館の学芸員を22年間務めた野田浩子さん(47)。学芸員として研究してきた彦根藩の歴代藩主についての知識を一冊にまとめた。

 同書では、井伊直政は徳川家康から「徳川一門」の武将として高く位置づけられており、諸大名と対等な関係で外交を主導していたと説明。関ケ原の戦いでは、多くの武将を徳川方に引き入れたと解説している。

 野田さんは「『徳川四天王』としての勇猛なイメージは後世に作られたもので、実際は交渉能力のある外交官として活躍したことを知ってほしい」と話している。