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美作・勝田小でネット遠隔授業

 インターネットなど情報通信技術(ICT)を活用した遠隔授業が、美作市立勝田小学校(同市真加部)で行われ、4年生16人が科学の楽しさを学んだ。

 「県生涯学習センター人と科学の未来館サイピア」(岡山市北区)が学校とインターネット回線を結び、双方向の授業として今年度から始めた取り組み。

 勝田小の理科室に大型スクリーンと班ごとにiPadを設置。講師を務める同センター職員の内田正夫さん(68)が、スクリーンを通して児童に話しかけながら授業を進めた。

 題材は4年生が理科で学ぶ「空気と水」で、ポリ袋の中にドライヤーで温風を送るとどうなるか、フラスコの中に入ったゆで卵を出し入れするには-など、児童らの予測や反応を確認しながら実験し、温められた空気は膨張したり、上昇するなどの特性を実証してみせた。

 授業の最後には、児童らも実験に参加。水を入れたペットボトルの中に小さな穴を開けた弁当用のしょうゆさしを入れ、ペットボトルを強く握るとしょうゆさしが沈み、離すと浮くといった浮力の原理の実験を楽しむなどした。

 里見祐亮(ゆうすけ)君(9)は「いろいろな実験をしてみせてくれ、結果が見えるのがおもしろかった。先生が前に立っていないのは不思議だけど、こんな授業も楽しい」と目を輝かせた。

 同センターは「今後も遠隔授業を行い、科学の楽しさを広めていきたい」としている。