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若手窯元の活動を紹介 未来見据え意見交換も 越前「日本六古窯サミット」

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若手窯元の活動を紹介 未来見据え意見交換も 越前「日本六古窯サミット」

 日本遺産に認定された国内6カ所の産地の窯元らが集う「日本六古窯サミット」が2日、越前町小曽原の越前陶芸村内の文化交流会館クレイホールで開かれた。各産地の取り組みが報告されたほか、六古窯の未来を見据えて意見交換した。

 今年4月に日本遺産「きっと恋する六古窯-日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」に認定された越前町(越前焼)をはじめ、愛知県瀬戸市(瀬戸焼)▽同県常滑市(常滑焼)▽滋賀県甲賀市(信楽焼)▽兵庫県篠山市(丹波焼)▽岡山県備前市(備前焼)-の6市町。サミットは焼き物を生かした地域発展に向けた情報交換などが目的で、平成元年から開かれている。

 サミットには6市町の首長や各産地の窯元ら約100人が参加。首長、窯元らによる取り組みの発表があり、丹波焼の窯元は「若手作家グループはアカマツ以外に竹を窯の燃料に使い、放置された竹林の利用も考えている」と報告した。

 また、日本遺産登録を受けて結成された「六古窯日本遺産活用協議会」の担当者が共通のロゴマークを作るなど産地が連携した取り組みの検討状況を説明。「六古窯の未来」をテーマに、若手の窯元らによる意見交換もあった。

 同ホールでは特別巡回展「六古窯の原点と未来」(同協議会主催)が開かれている。平安時代から江戸時代までの壺やとっくり、ワインカップなど、6産地の約120点が展示されている。10日まで。入場無料。