産経ニュース

光に包まれる「天空の駅」 来春廃線の三江線でイルミネーション

地方 地方

記事詳細

更新


光に包まれる「天空の駅」 来春廃線の三江線でイルミネーション

 来春の廃線が予定されているJR三江線の宇都井駅(島根県邑南町)周辺で、イルミネーションイベント「INAKAイルミ」が開かれた。高架上にある駅や眼下の田園地帯などが約10万個のLEDで照らされ、幻想的な風景が浮かび上がった。

 ホームが約20メートルの高さにある宇都井駅は、「天空の駅」として知られる。イベントは11月25、26の両日夜に開かれ、青い光で照らされた駅周辺の田んぼは、稲穂を模した黄色い光で埋め尽くされた。横浜市から訪れた会社員の男性(40)は「イルミの中を列車が走る光景が、来年見られないのは寂しい」と話していた。

 イベントは平成22年に始まり、今では恒例行事として定着したが、廃線後に駅施設がどうなるか未定のため、実行委によると、来年以降のイベント実施については今後検討するという。