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湯浅論説委員「中国の暴走、とめなければ」 山形「正論」友の会

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湯浅論説委員「中国の暴走、とめなければ」 山形「正論」友の会

 「山形『正論』友の会」第18回講演会が2日、山形市平久保の山形ビッグウイングで開かれ、湯浅博・産経新聞特別記者兼論説委員が「吉田ドクトリンを越えて 中国の覇権の中 日本は何を目指すべきか」と題して講演、約100人が熱心に聞き入った。

 ◆帝国主義の発言

 10月の中国共産党の第19回党大会で、習近平総書記(国家主席)が、2049年の建国100年までに中国が世界の頂点に立つと表明した。湯浅論説委員は中国が世界のルールをつくる「パクス・シニカ」を唱えるようになったのは、2008年のリーマン・ショックによる金融危機が引き金になったと指摘。「世界一の軍隊をつくる」との習総書記の発言は「帝国主義時代の発言」として、「中国の暴走をとめなければならない」と訴えた。

 ◆改憲し日本守る

 また湯浅論説委員は戦後の日本が「軽武装、経済優先」の吉田ドクトリンを「金科玉条のように守ってきた」として、その弊害を指摘。「憲法を改正して、日米安保条約を相互防衛条約に変え、日本を守ることが必要だ」と強調した。

 質疑応答では、「日本は中国の脅威にどう対抗すべきか」との質問があり、湯浅論説委員は「日本と中国とは圧倒的な軍事力の差があるが、中国に対してあくまで抵抗するとのメッセージを出し続けなければならない」と答えた。