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「ユーグレナ」が大村の航空会社・ORCに出資

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「ユーグレナ」が大村の航空会社・ORCに出資

 バイオベンチャーのユーグレナ(東京)は、長崎県大村市の航空会社オリエンタルエアブリッジ(ORC)に出資すると正式発表した。12月中に実施する第三者割当増資に応じる。約5千万円を投じ、持ち分比率4・7%の株式を取得する。ユーグレナは微生物ミドリムシを使ったバイオジェット燃料の実用化を図っており、平成32年までにORC機での飛行開始につなげたい考え。

 ORCは長崎空港と離島などを結んでおり、離島の人口減少で路線維持に危機感を募らせている。ORCにとっては、バイオ燃料の実用化が進めば、将来的な燃料費削減が期待できる。また、ミドリムシを使った化粧品や健康食品に絡めた離島の産業振興や雇用創出も図る。

 ユーグレナの出雲充社長は長崎県庁で記者会見し「燃料を商用化し地方路線維持や離島振興を実現したい」と語った。ORCの日野昭社長も「協力して離島の明るい未来をつくる」と意気込みを示した。

 航空業界では、二酸化炭素(CO2)の排出削減のため、バイオ燃料を活用する動きが世界で目立っている。