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東北道花巻南-盛岡南IC、1日から最高速度110キロ

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東北道花巻南-盛岡南IC、1日から最高速度110キロ

 東北道花巻南インターチェンジ(IC)-盛岡南IC間(約30キロ)の上下線で1日午後2時から、最高速度を現行の100キロから110キロに引き上げる試みが実施される。全国では2例目で、東北では初めて。県公安委員会が10月下旬に決定し、試行期間について、県警は「最低でも1年間」と話している。

 110キロを出せるのは現在100キロで走れる車種のみで、大型トラックなどは現行の80キロ制限のまま。また、天候や路面などの状況に応じて、従来通り臨時規制を行うという。

 県トラック協会の佐々木隆之専務理事は速度差が拡大することに対し、「追い越しなどの場面でトラブルが起きなければいいなと懸念はしている。各事業者に案内を出した。ドライバーに適切に指導してもらう」と語る。

 道路管理者の東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、安全対策のための、110キロ区間の「始まり」と「終わり」を予告する看板などを設置した。

 県警は、試行による速度の変化や事故の発生状況を検証。結果をみた上で、「試行区間の延長や120キロへの引き上げを検討する。100キロに戻す可能性もある」としている。

 高速道路の最高速度引き上げは国の議論を受け、安全性を調べるため行われる措置。渋滞があまり発生せず速度にむらが出ない、事故率が低い、などの条件を満たした同区間と新東名高速道路新静岡IC-森掛川IC間が試行区間に選ばれていた。新東名では11月1日に始まっている。