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【楽しい川柳 国訛り】お国ことばで一句・渋谷伯龍 収穫 猫の手も借りたい忙しさ

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【楽しい川柳 国訛り】
お国ことばで一句・渋谷伯龍 収穫 猫の手も借りたい忙しさ

 《つるべおどし

   いっぷぐさねで

     りんごもぐ》

 青森県 中田双心さん

 ・イップグ…一服、小休止。

 ・サネデ…しないで。

 〈作者コメント〉

 収穫の秋、喜びもありますが、猫の手も借りたいほど忙しいのです。でも、秋の夕暮れは容赦なく来ます。午後4時30分前には、もう暗くなってしまいます。曇りや雨の日は、もっと早い。したはんで(だから)みな、いっぷぐなしで、りんご園へ。12時30分ごろからは、又みんなで、りんごもぎ作業に入ります。

 〈選者コメント〉

 農家さんて、大変なんですねえ。昔は〈士農工商〉なんて、身分制度があって〈士〉がいちばん上でしたがオラは、本当は、〈農〉がいちばん上だと思います。人間が、生きてゆく為の食物を作るのは〈農〉ですからねえ。農家は土を作る、作物を作る、気温、天候などにも精通していなければなりません。読み書きをしなくたって、自然を読んで自然と対話ができるのは農家さん。お百姓はいちばんの教養人であります。

                  □   □

 さて、12月のお題は「めでたい」にいたします。

 このコーナーは「お国ことば川柳」のコーナーです。思いっきり方言訛りを入れて句を作って下さい。オラが色紙を描く参考になるので、作句のエピソードや、コメントなども書いて下さい。

 ご応募の投句、お待ちしてまーす。(方言研究家、川柳作家)

                    ◇

 次回の掲載は12月17日の予定です。

 次回のお題は「めでたい」

                    ◇

 本文にもあるように、次回、12月の〈お題〉は「めでたい」です。いよいよ年の瀬。今年のめでたいことを川柳で振り返るのはどうでしょう。方言を句に詠み込んで作句してください。全国どの地方の言葉でもOKです。

 投句の送り先は、〒980-0803 仙台市青葉区国分町2の14の18 定禅寺パークビル3F 産経新聞東北総局「楽しい川柳・国訛り」係まで。

 応募作品が採用された方には紙面に掲載している渋谷伯龍さん描き下ろしの色紙をお送りします。ふるってご応募ください。