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長崎の路面電車、運行再開 1年半ぶり全線開通

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長崎の路面電車、運行再開 1年半ぶり全線開通

 長崎電気軌道(長崎市)は29日、路面電車の脱線事故で見合わせていた一部区間(蛍茶屋-赤迫)の運行を始発から再開した。約1年半ぶりの全線開通で、利用者の多いJR長崎駅前からは乗り継ぎなく、観光名所のシーボルト記念館などへのアクセスが便利になる。

 脱線は昨年6月、長崎市桶屋町の交差点で起きた。国土交通省はレールが変形しており、ぶつかった車輪が乗り上げたことが原因だとする報告書をまとめた。

 同社は、車輪とレールが接触する力を軽減させようとカーブを緩やかにするなど対処し、再開にこぎ着けた。早朝から駅を訪れた長崎市の佐藤義明さん(66)は「不便を感じていたが、復旧し、ほっとした」と笑顔を見せた。