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鞆町の住民ら祝福 重伝建選定でセレモニー 広島

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鞆町の住民ら祝福 重伝建選定でセレモニー 広島

 福山市を代表する観光スポット、鞆の浦の鞆町伝統的建造物群保存地区が28日、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定され、町並みのシンボルとなっている常夜燈前の広場で地元住民らが祝賀セレモニーを開いた。

 佐藤彰三副市長が「万葉の時代から潮待ちの港として栄え、江戸時代の町屋や明治、大正期の洋風建築が調和した町並みの文化的価値が評価された。地域と一体となって町並みを継承し、魅力を高めていきたい」とする枝広直幹市長のコメントを紹介。くす玉開きと鞆に伝わる薬用酒「保命酒」の乾杯で選定を祝った。

 近くの「鞆こども園」の園児らによる太鼓の演奏も行われた。

 保存地区は港を中心にした約8・6ヘクタールの範囲。保全対象となる江戸時代から昭和30年代にかけての建物約280棟、雁木、灯籠(とうろう)といった港湾設備や、石垣など建物以外の建造物85件が残る。平成12年に保存条例を制定、20年に保存地区になっていた。