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火災から1年、津山観光センター「全面復旧」 飲食店も再開、地域の食肉文化など発信 岡山

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火災から1年、津山観光センター「全面復旧」 飲食店も再開、地域の食肉文化など発信 岡山

 昨年11月の火災で、復旧工事が進められていた津山市の観光拠点施設「津山観光センター」(同市山下)内のテナント飲食店が再開した。「ホルモンうどん」や「そずり鍋」など肉料理を中心とした郷土料理がメニューに並び、津山の食肉文化を発信してゆきそうだ。

 同施設では、花見シーズンに合わせ、3月には土産物販売店と市観光協会事務所が、すでに再開しており、今回で多目的ホールも含めて、全面復旧した。総事業費は約1億2400万円を見込む。

 再開したテナント飲食店「城下町肉処 櫓(やぐら) 城下店」は、これまでの「吉野館 城下店 よし乃」に代わり、市内で肉料理を中心とした飲食店を展開する会社「山菊」が入店。

 広さ約103平方メートルの店内にはテーブル7卓が並び、格子戸の引き戸など、城下町津山の雰囲気を演出。メニューは「ホルモンうどん」や「そずり焼きそば」をはじめ、煮こごりや干し肉などがセットにされた「津山肉御膳」も。また、津山銘菓を盛り込んだ「和風パフェ」や作州地酒飲み比べセット、おかわり自由のコーヒーなど多彩。

 夫婦で訪れた大阪府豊中市の無職、小川丈介さん(78)と弘子さん(72)は「鶴山公園の石垣の素晴らしさに感動した帰りに寄った。味もしっかりとして、お肉もやわらかくておいしい」と笑顔だった。

 市観光振興課は「津山の食肉文化や銘菓など、津山名物を堪能してもらえる拠点になってほしい」と期待を寄せている。午前9時~午後9時。定休は現在のところなし。