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猿田彦神社、「平成の御造営」完了 耐震・バリアフリー化

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猿田彦神社、「平成の御造営」完了 耐震・バリアフリー化

 道開きの神として信仰される猿田彦神社(伊勢市宇治浦田)で「平成の御造営(ごぞうえい)」が終了し、新しくなった社殿などが28日、報道関係者に公開された。拝殿に耐震補強、控殿(ひかえでん)などにバリアフリー化工事を施し、披露宴会場を2カ所新設した。

 猿田彦大神(おおかみ)を祭る本殿が昭和11年に築造されて以降の大規模な改修工事は同49年、平成9年を経て今回が3回目。総工費は集まった奉賛金約10億円で、26年に着工した。

 本殿は、神宝や調度品を新調した。社殿は主に拝殿を改修。ヒノキ材で化粧をした鉄製の柱12本を新たに立て、南海トラフ地震を想定した耐震補強を行った。拝殿と廊下でつながる控殿は車いすでの移動を考慮し段差をなくした。拝殿と控殿の外観には、尾鷲ヒノキを使った格子を施し、境内の雰囲気は一新された。

 また、同神社では年間約200組が結婚式を挙げ、披露宴を開くケースも多いことから、大小2つの披露宴会場を新設した。

 猿田彦大神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫ニニギノミコトを高千穂に導いた後、伊勢の地を中心に国土を開発した地主神とされる。