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ふるさと納税返礼品に一工夫 天理市が古墳ツアーで考古学

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ふるさと納税返礼品に一工夫 天理市が古墳ツアーで考古学

 天理市は、ふるさと納税(ふるさと天理応援寄付金)をした人に贈る「返礼品」として、同市内の古墳などをめぐる「歴史探訪ツアー」を来年3月11日に実施すると発表した。

 市外在住の人に天理の魅力を感じてもらおうと、ふるさと納税が始まった平成27年から開始し、今回で3回目。地元の歴史や文化財に精通する市文化財課職員が、市内北部~中央部を中心に古墳群などをガイドする。

 参加者らは、市文化センターで「古代豪族の興亡の謎」と題した講座を受講後、4世紀後半の築造とみられる赤土山古墳塚のほか、穴山古墳や東大寺山古墳などを見学。普段は立ち入り禁止となっている石室内も見ることができる。担当者は「古墳や歴史が好きな人は必見です。ぜひふるさと納税を活用し、参加していただきたい」と話している。

 ツアー参加には3万円以上の寄付が必要で、定員は先着順25人。市外在住者が対象。1万円以上の寄付をすれば、書籍や絵はがきなどの記念グッズ「古墳博士セット」がプレゼントされる。寄付は同市の公式ホームページなどから受け付けている。問い合わせは同市財政課(電)0743・63・1001。

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 ■安堵町は巨匠生家で食事や宿泊 今年開業の古民家ホテル

 安堵町は、ふるさと納税(ふるさと安堵応援寄付金)をした人に贈る「謝礼品」として、同町出身で近代陶芸の巨匠・富本憲吉(1886~1963年)の生家をリニューアルし、今年3月にオープンした古民家ホテル「うぶすなの郷 TOMIMOTO」のランチ券などを加えた。

 これまでは2万円以上の寄付に対し、町名産の行灯(あんどん)や和ろうそくを贈っていたが、一層の知名度向上につながればと企画。寄付額のさらなるアップと町の魅力発信を目指している。

 追加したのは、「うぶすなの郷」で味わえる1人3千円のペアランチ券(納税額2万5千円以上)や、1人8千円のペアディナー券(納税額6万5千円以上)など。さらに皿や器を作ることができる陶芸体験や、1泊一人5万円のペア宿泊券(1日2組限定)も寄付額に応じて贈られ、草花や樹木が彩る庭園を望みながら四季折々の料理をゆったりと楽しむことができる。

 西本安博町長は「巨匠の生家が醸し出すふるさとの魅力を、一人でも多くの方に味わっていただけたら」とPRしている。

 寄付は同町ホームページからダウンロードできる寄付申込書に必要事項を記入した上で、FAX0743・57・1526などで申し込む。問い合わせは同町総合政策課(電)0743・57・1513。