産経ニュース

荒廃地をアンズの花で彩ろう 土庄で苗木100本植栽

地方 地方

記事詳細

更新


荒廃地をアンズの花で彩ろう 土庄で苗木100本植栽

 小豆島(香川県)北部から瀬戸内海越しの美しい景観を守る土庄町屋形崎地区の有志でつくる「屋形崎夕日の丘継承会」(笠井伸吾会長)の会員ら約40人が26日、同地区で開墾した荒廃地約50アールにアンズの苗木100本を植栽した。

 この日は北浦幼児園の園児や笠井会長の誘いで参加した親子連れらも加わり、会員が事前に8段の畑地に約6メートル間隔に掘って堆肥を埋めた穴に、茎丈約1メートルの苗木を植え、添え木を結びつける作業を繰り返した。

 同会は平成27年までに県道土庄内海線沿いの北斜面で荒廃した段々畑約2・5ヘクタールを開墾、同年12月に初回のアンズ植栽を実施し、今年6月には約20キロを初収穫した。昨年はレモンを植栽するなど、荒廃地の復活と対岸の岡山県瀬戸内市など南部地域の風景や美しい夕景を多くの人に楽しんでもらう活動を続けている。

 会員らは「再来年には一面にアンズの花が咲くな」などと花咲く丘に思いをはせながら作業に息を弾ませた。2歳の長男と妻の3人で参加し、6本を植えた徳山良祐さん(27)は「息子とアンズの木がともに大きく成長していくのを感じたい」と話していた。