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「秋深し馬の跳ねたる高虎公」 第1回津・俳句まつりで学生の部特選に吉田さん

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「秋深し馬の跳ねたる高虎公」 第1回津・俳句まつりで学生の部特選に吉田さん

 津市の中心市街地のにぎわいを取り戻そうと、丸之内商店街振興組合などは第1回「津・俳句まつり」を市中心部の大門商店街や津観音などで開いた。中学生以下の学生の部特選は、市内の高田中3年、吉田千夏さん(15)がお城公園の高虎像をみて詠んだ「秋深し馬の跳ねたる高虎公」が選ばれた。一般の部の特選は倉田鈴子さんが詠んだ「冬の鵙(もず) 高虎像に声しぼる」が選ばれた。

 約180人が参加し、特選、入選、佳作、特別賞、商店賞など計61点を表彰した。学生の部では高田中3年、奥山凜さん(15)の「鳩の群れ手の上の秋食いにけり」、同、木内悠乃さん(15)の「清流に飲まれて薄し いわし雲」が入選した。

 高田中は俳句同好会があり、3人は高田高の俳句部員5人とともに、「せっかく地元でやるのだったら、参加したい」と俳句まつりにエントリー。小春日和に恵まれた近鉄津新町駅から大門商店街周辺までゆっくり吟行して作品を詠んだ。特選に選ばれた吉田さんは俳句歴は1年で、「うれしい」とほかの部員らとともに喜んでいた。

 実行委員会事務局の奥田圭一さんは「深まりゆく秋にちなんだいい作品がそろった。来年以降も久居など吟行の場所を変えて開いていきたい」と話していた。