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広島「さとやま未来博」閉幕 「魅力再発見できた」特産品販売なども人気

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広島「さとやま未来博」閉幕 「魅力再発見できた」特産品販売なども人気

 県内の中山間地域を舞台に、さまざまな催しを繰り広げる官民一体プロジェクト「ひろしま さとやま未来博2017」が26日、約8カ月にわたる日程を終え、広島市中区の旧市民球場跡地でクロージングイベントが行われた。市民ら約1万2600人が詰めかけ、中山間地域の特産物を味わったり、各地域での取り組みに興味深そうに見入ったりしていた。

 この日、会場には“さとやま”の名物を味わってもらおうと、中山間地のある県内19市町が計65ブースを出展。北広島町と比治山大が協力してプロデュースしたシチューや神石高原町の神石牛サイコロステーキ、シカ肉を使った安芸高田市の「八千代バーガー」といったご当地名物が販売された。

 また、耕作放棄された田を開墾しての米・野菜作り、イノシシとシカの革を使った小物作りの実演などのほか、ステージでは子供らによる神楽やダンスの披露も行われた。

 新しい価値を生み出す取り組みを顕彰する「さとやま未来大賞」には、古い着物などのリメイク「もんぺ」をアウトドアブランドに育て、発信している北広島町の団体「もんぺる」が選ばれた。

 フィナーレで、湯崎英彦知事は「さとやまの魅力が再発見され、すばらしい未来博だった。これで終了ではなく、さとやまの未来はきょうからスタートする」とあいさつ。中山間地域の市長らもメッセージを寄せた。最後に、16人の小学生が登壇して宣言リレーしていき「さとやまの未来を創るのは私たちです」と全員で力強く締めくくった。

 未来博は3月25日から19市町で開催。廃校を住民の交流の場などに再生する「廃校リノベーション」や、各地のチェックポイントを自転車で巡る「さとやまソーシャルライド」といったイベントが催された。