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【春高バレー福島大会】男子・相馬、3年ぶり全国切符 女子は郡山女大付が圧勝で連覇

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【春高バレー福島大会】
男子・相馬、3年ぶり全国切符 女子は郡山女大付が圧勝で連覇

 「春の高校バレー」として行われる第70回全日本バレーボール高校選手権大会の出場権をかけた県代表決定戦は25日、福島市の国体記念体育館で男女決勝が行われた。男子は、相馬が粘り強さを発揮、初優勝を狙う福島商を3-1で破り3年ぶり20度目の全国大会出場を決めた。女子は、総合力に勝る郡山女大付が、初Vを目指した聖光学院を3-0のストレートで退け、2年連続19度目の全国切符を手にした。これで東北6県の代表校が出そろった。全国大会は来年1月4日に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。組み合わせ抽選会は12月3日に行われる。

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 名門・相馬がもつれた接戦を制し、3年ぶりに王座に返り咲いた。

 第1セット、相馬はフェイントを交えた福島商の多彩な攻撃に失点を重ねた。1年生エース立谷純太郎の強打、松本悠翔(2年)のブロックなどで反撃したが、福島商の石崎蛍(1年)の巧みなサービスに崩され、リズムに乗り切れず、このセットを落とした。

 第2セットは、鮮やかな相馬の連続攻撃が光った。福島商もエースの関場悠斗(3年)らのレフト攻撃を軸に反撃したが、相馬は的を絞ったブロックで阻止、福島商を押し切った。

 第3セットは互いに点を取り合う緊迫した展開。相馬は主将の渡辺智也(3年)のサービスエースなどで流れを引き寄せた。続く第4セットも連取、相馬が逆転で夢切符をものにした。

 相馬の横山義彦監督は「1セット目には(選手に)戸惑いがあった。全国のチームにブロックをいかに対応させていくかだ」と語り、主将の渡辺は「声をかけ合って立て直した。まずは1勝する」と意気込んだ。

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 多彩なコンビバレーなど攻守に勝る郡山女大付が粘る聖光学院を振り切り、連覇を飾った。

 第1セットは互いに粘り強くボールを拾うラリーを展開した。しかし、郡山女大付は野原彩衣(3年)のクイック、聖光学院のミスにも乗じてリード、目黒愛梨(2年)のサーブや移動攻撃で相手を切り崩した。

 第2セットは、聖光学院の太田朝子(3年)のバックアタック、板垣陽香(2年)の強打で反撃に転じたものの、郡山女大付は安定感あるレシーブから攻撃のリズムをつかみ、危なげなく押し切った。

 第3セットは、聖光学院の我妻桃香(3年)のサーブや安斎玲那(3年)の強打で初めて先行を許した。しかし、郡山女大付は互いのミスが重なった一進一退の攻防から目黒の強打で混戦を抜け出し、最後は橋本菜々(3年)がクロスを決め、2年連続の栄冠を勝ち取った。

 郡山女大付の主将、橋本美久(3年)は「ベスト16の目標はかなえたい」と早くも全国を見据えていた。

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 主催 県バレーボール協会、県高体連、産経新聞社、サンケイスポーツ、福島テレビ

 共催 県教育委員会

 後援 福島市教育委員会、県体育協会