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モノクロームの世界堪能して 絵本作家・玉井さんが鳥取・南部で原画展

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モノクロームの世界堪能して 絵本作家・玉井さんが鳥取・南部で原画展

 鳥取県米子市の絵本作家、玉井詞さん(65)が出版した絵本の原画展が、同県南部町の「祐生出会いの館」で開かれ、人気を集めている。入館無料、12月11日まで。

 会場には、玉井さんが描いた絵本の原画を中心に、絵コンテなどの資料を含めて計71点を展示。このうち、昭和59年のデビュー作『ギギギ-鯨の海と根っこの島』の原画は22点が並べられ、注目を集めた精緻(せいち)なモノクロームの作風が堪能できる。また、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選を飾った第3作『木仏(きぼとけ)』(同62年出版)の原画は10点が紹介されている。

 訪れた人たちは、ペンで黒色を塗りながら白い部分を残す独特の技法で描かれた玉井さんの作品を、熱心に鑑賞していた。中尾慶治郎副館長は「原画と技法のすばらしさを知ってほしい」と話している。