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茨木・阿為神社で蹴鞠奉納

 7世紀の政治改革「大化の改新」で知られる藤原鎌足ゆかりの阿為神社(茨木市安威)で、鎌足と中大兄皇子(のちの天智天皇)が出会ったと伝わる「蹴鞠」の会が古式ゆかしく行われた。

 秋の収穫に感謝する「新嘗祭」が神社で行われた後、「蹴鞠保存会」(京都市)のメンバーらが蹴鞠を奉納し、国家安泰などを祈願した。午後には、参拝客への解説を交えた蹴鞠の会が披露された。社殿前に「鞠庭」が特設され、保存会のメンバー8人が鞠袴、鞠水干(上衣)、烏帽子姿で登場。「アリ」「ヤ」「オウ」と独特のかけ声をかけながら、シカ皮でつくられた白い鞠を空高く蹴り上げた。

 右足で相手に優しく蹴って渡すのがマナーといい、ラリーが続くと集まった大勢の観光客の間から歓声と拍手がわき上がった。体験タイムも設けられ、大学のサッカー選手やシルバー世代も参加していた。