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ロック&イラスト響き合う 黒田征太郎さんの作品、大阪・アメ村で展示

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ロック&イラスト響き合う 黒田征太郎さんの作品、大阪・アメ村で展示

 ■「愛はズボーン」とコラボ 

 大阪出身のイラストレーター、黒田征太郎さん(78)が、大阪ミナミ(大阪市中央区)のアメリカ村を拠点とするロックバンドとコラボレーションして制作したイラストの展覧会が、アメ村のカフェギャラリー「digmeout ART&DINER」で開かれている。バンドの音楽にあわせ黒田さんが次々と作品を描き上げていくライブパフォーマンスの映像も公開されている。26日まで。

 アメ村では昨年、黒田さんのギャラリー兼アトリエがオープン。ロックバンド「愛はズボーン」のメンバー、儀間建太さん(25)が、作品にひかれアトリエに通ううちに黒田さんと交流するようになった。

 儀間さんが今年9月、「CDジャケットを描いてもらえませんか」とお願いしたところ、黒田さんは快諾。音楽に合わせて黒田さんが描く公開ライブが開催され、その1枚がアルバムに使われた。ライブで黒田さんはリズムに合わせて体を揺らしながら、ハートや鳥をモチーフとしたカラフルな作品を一気に50枚以上描き上げたという。

 今回の展覧会は、バンドが主催するアメ村一帯を会場としたカルチャーイベント「アメ村天国」の一環。9月の公開ライブで黒田さんが描きアルバムのジャケットとなった原画1点と、そのほかの作品約50点のカラーコピーが展示されている。会場ではライブの映像も公開。映像からは若い世代と新しいものを生み出そうとする黒田さんのエネルギーが伝わってくる。

 儀間さんは「計算してからではなく、『おもしろそうだからやろう』という黒田さんの精神が、見る人に伝わればうれしい」と話している。問い合わせは同ギャラリー(電)06・6213・1007。