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あごがはさみになった珍しい松葉ガニ 鳥取の「かにっこ館」で展示始まる

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あごがはさみになった珍しい松葉ガニ 鳥取の「かにっこ館」で展示始まる

あごにはさみを持つ松葉ガニ あごにはさみを持つ松葉ガニ

 あごがはさみになった大変珍しい松葉ガニ1匹が日本海で漁獲され、22日から、カニを中心とした水族館「とっとり賀露かにっこ館」(鳥取市)で展示が始まった。

 鳥取県漁協網代港支所(岩美町)所属の沖合底引き網漁船「明信丸」が漁獲、20日に同館へ持ち込まれた。甲幅が10・6センチあり10~11歳とみられる。あごのうち、餌を口の中に送り込む右側の「顎脚(がっきゃく)」が小さいはさみになっている。はさみは幅7・3ミリで、通常のはさみの3分の1程度の大きさ。

 同館に持ち込まれた同様の特徴を持つ松葉ガニは、これで4例目。カニはけがなどで失った部分を脱皮の際に再生させるが、他の部分に置き換わって再生されたとみられる。

 同館では「ズワイガニ漁シーズンが始まったが、松葉ガニの生物としての興味深さを見てもらいたい」と話している。