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黒板塀で上山城下町再生

市松模様の黒板塀が続く上山城近くの旅館山城屋=20日、上山市湯町(同市提供) 市松模様の黒板塀が続く上山城近くの旅館山城屋=20日、上山市湯町(同市提供)

 上山城(上山市湯町)周辺の景観を市松黒板塀でつくろうと、市民団体「城下町再生志士隊」(酒井信一郎隊長)が進めてきた旅館山城屋(同市湯町)の黒板塀が完成し、お披露目が行われた。

 今回完成したのは、大正11年築の登録有形文化財「山城屋」入り口に連なる黒板塀。高さ1・2メートル、長さ35・5メートルにわたる。市松模様が美しく、武家屋敷通りにふさわしい造りだ。

 平成17年に上山城周辺の武家屋敷通りの整備が完了。これを受け、建築士、造園業、塗装業、左官業など多彩なメンバーが集まり、城下町再生志士隊を結成、ボランティアで進めてきた。

 これまで13年間にわたり、15カ所、長さ約280メートルの黒板塀を整備するなどしてきた。黒板塀の設置費用は、寄付金や市民の善意でまかなわれ、今回は約85万円かけて完成した。