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広島カープ連覇経済効果350億円 日本シリーズ逃し前年比3億減 中国電試算

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広島カープ連覇経済効果350億円 日本シリーズ逃し前年比3億減 中国電試算

 中国電力(広島市)は22日、37年ぶりのセ・リーグ連覇を果たしたプロ野球・広島カープの地元での経済効果は、年間約350億円に上るとの試算を発表した。日本シリーズに進出できなかったため、試合数が減り、25年ぶりのリーグ優勝と日本シリーズ進出で盛り上がった昨年を約3億円下回った。

 県内での試合のチケット代やグッズ購入代、観客の交通費や宿泊費、飲食代などを基に算出。シーズンを通して好成績だったため観客動員数が増え、グッズ販売も好調だった。

 主な項目別では、球団史上最多の約218万人が入場したレギュラーシーズンの主催試合の集客などが244億円(前年比2億円増)、優勝セールが23億円(7億円減)、グッズ販売と地元銀行の「カープ預金」の利払いによる消費効果などが67億円(8億円増)-と見積もった。雇用効果は年間約3200人とした。

 今シーズンはカープがクライマックスシリーズで敗退。昨年よりポストシーズンの試合が少なく、関連セールの回数も減ったことなどが減少に影響した。

 算出の担当者は「日本一という目標は残った。来年はもっといい数字をお知らせできると期待している」と話した。