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沖縄翁長雄志知事、来年再選へ難局 辺野古止まらず支援者の不満顕在化

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沖縄翁長雄志知事、来年再選へ難局 辺野古止まらず支援者の不満顕在化

あいさつする沖縄県の翁長雄志知事=21日午後、那覇市 あいさつする沖縄県の翁長雄志知事=21日午後、那覇市

 沖縄県の翁長雄志知事は21日、就任3年に当たっての政治資金パーティーを那覇市で開いた。「あらゆる手段で阻止する」と公約した米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を止められず、支援者の不満が顕在化。1年後に迫った次期知事選での再選に向けて明確な道筋を描けない難局に立たされている。

 「米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ」。翁長氏はあいさつでこう強調したが、辺野古移設問題には触れず、再選を目指すか否かについても言及しなかった。

 今年に入り政府が工事を加速する一方、県内の各種選挙で支援する候補の敗北が目立ち、翁長氏は苦境が続く。対抗策として辺野古の埋め立て承認を撤回すると3月に表明したが、訴訟になった場合の勝算が乏しいといった事情から、いまだに踏み切れていない。

 自民党県連幹部は「県民は工事を止められないと分かったし、翁長氏は止めるシナリオを出せない。後ろからも鉄砲を撃たれ行き詰まっている」と分析。対抗馬の人選を来年2月の名護市長選後に本格化させる方針だ。