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長崎・佐世保の災害拠点病院、ミサイル攻撃想定し訓練

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長崎・佐世保の災害拠点病院、ミサイル攻撃想定し訓練

弾道ミサイル攻撃を想定した医療訓練で、搬送患者のけがの度合いを判断する病院職員ら 弾道ミサイル攻撃を想定した医療訓練で、搬送患者のけがの度合いを判断する病院職員ら

 長崎県佐世保市の災害拠点病院「佐世保市総合医療センター」が21日、弾道ミサイル攻撃で多くの負傷者が出た想定で医療訓練を実施した。緊迫する北朝鮮情勢を踏まえ、救護能力を高めるのが狙い。

 同市には海上自衛隊と米海軍の基地がある。訓練には、病院関係者のほか、海上自衛隊の医療部隊や地元消防も含めて約200人が参加した。

 医師や看護師らは玄関前で、救急車で運ばれてきた負傷者役の人々から聞き取りをしながら、けがの度合いを判断。院内では医師の指示に基づき、ストレッチャーと呼ばれる搬送機材の上に横たわった重傷者役の人を、看護師が手術室へ運び入れた。訓練後、同センターの澄川耕二院長(70)は「院内専用の通話機器に不具合が起きた。改善したい」と語った。

 災害拠点病院は、都道府県知事が指定する。被災地域で多くの傷病者が生じた場合、周辺の医療機関へ傷病者を振り分ける役割も担う。