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「朝のひとつぶ」いかが 伊賀産ブドウのドライフルーツ発売 三重県の特許技術活用

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「朝のひとつぶ」いかが 伊賀産ブドウのドライフルーツ発売 三重県の特許技術活用

 伊賀産のブドウを使い、県工業研究所(津市)の特許技術を活用した新しいドライフルーツを、大山田農林業公社(伊賀市平田)が商品化した。一般的な干しブドウよりも果実本来の風味が楽しめるという。ヨーグルトやシリアルと合わせて朝食にしてほしいとの思いから「朝のひとつぶ」と名付けられた。22日から伊賀市内で発売する。

 伊賀市内で36農家が生産栽培している「シャインマスカット」と4農家の「オリエンタルスター」を使用。シャインマスカットは皮ごと食べられるブドウでマスカットの香りが特徴。オリエンタルスターは果肉の質感が欧州のブドウに近い。いずれも糖度が18度以上ある。

 果実は熱風乾燥することでドライフルーツとなるが、県工業研究所が平成25年に特許を取得した製法は、熱風乾燥の前に電子レンジでマイクロ波を照射するのがポイント。簡便で乾燥時間が短くなり、果実の色彩、食感、風味を残した「セミドライフルーツ」ができ上がる。

 同公社の富岡通郎事務局長は「ワインなど洋酒のおつまみにもおすすめ。忙しい家庭の人にも伊賀の良質の食材を手軽に食べてもらいたい。特産品となって農業の活性化につながればうれしい」と話す。

 「朝のひとつぶ」は1袋40グラムで630円。約20キログラム分を商品化予定。伊賀市内のイオン伊賀上野店とJAいがほくぶ「ひぞっこ」で販売する。