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笛吹の春の風物詩「川中島合戦戦国絵巻」、秋に移行しリニューアル 史実体験で誘客

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笛吹の春の風物詩「川中島合戦戦国絵巻」、秋に移行しリニューアル 史実体験で誘客

 笛吹市は、今年まで4月に実施してきた観光イベント「川中島合戦戦国絵巻」を、来年から秋に移行させるが、これを機に「前夜祭」や史実を体験できるコーナーなどを新設し、観光客がより一層楽しめるようリニューアルを図ることになった。石和温泉などへの前泊を促そうとの狙いだ。市は概要をまとめ、12月議会に報告する。 

 川中島合戦戦国絵巻は、武田信玄、上杉謙信の「川中島合戦」で一番激しかったとされる「第4回合戦」を再現するイベント。毎年4月に市役所前の笛吹川河川敷で行われ、市民や観光客も申し込みをすれば、甲冑を身につけて合戦シーンに参加できる。昨年は約3万人が訪れ、約900人が合戦に参加した。

 主催する市観光物産連盟(代表理事・山下政樹市長)は来年から、日程を10月下旬~11月上旬の日曜に変更する。

 同連盟によると、4月は桃の花見物で観光客数が最も多い月。年間の集客を均等化させるため、ブドウなどの収穫が一段落し、イベントも減る時期に移行させるという。

 今春に初めて開催した「桃源郷ウォーク」が好評で、春は桃に関する観光を前面に押し出すことで十分に集客できると判断した。

 事務局の担当者は「実際の合戦は秋に行われた。来場者に史実を体験してもらう新企画も考えたい」としている。

 さらに、石和温泉などの宿泊客を増やす狙いで「前夜祭」も計画する。「市内の民間団体に協力を打診している。地域の人たちの参加で、市民により親しんでもらえるイベントにしたい」(事務局担当者)としている。