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広島で国際フェスタにぎわう 高校生ら活動発表や交流イベント

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広島で国際フェスタにぎわう 高校生ら活動発表や交流イベント

 国際交流・協力活動を続ける団体や企業が集まり、さまざまなイベントを行う「国際フェスタ2017」(広島平和文化センター主催)が19日、広島市中区の広島国際会議場をメイン会場に催され、国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所の青少年大使の活動発表や交流イベントなどでにぎわった。

 ◆来場者は過去最高

 18回目を迎えた今回は、ユニタール広島事務所や広島市、広島大や広島市立大といった県内の大学グループ、市民団体など65団体が、38のイベントを企画。青少年大使の活動発表のほか、着物の着付け体験、各国の屋台料理紹介、フィリピンのスラム街の店舗へのビジネスサポートの紹介などを行い、過去最高の1万500人を集めた。

 ユニタール広島事務所の青少年大使の発表では、今年の青少年大使となったAICJや広島女学院、市立舟入など県内12校の高校生計20人が、グループとなって同事務所での研修の成果をもとに、国連が掲げる「持続可能な開発目標」を紹介し提案を行った。

 ◆共感を呼ぶ提案も

 高校生らは、写真やグラフをモニター画面を投影し、海外の貧困や気候変動、森林破壊などをテーマに発表。貧困をなくすために、労働者の賃金が不当に安い企業の商品を買わない▽貧困を救う質の高い教育実現のために、大切な学習用具の贈呈-といった市民らも参加しやすい活動を提案し、大勢の来場者の共感を呼んでいた。

 発表者の一人、AICJ高校1年の中上舜哉(しゅんや)さん(16)は「国によっては、一部の人しか教育が受けられていない現状を知ることができた。将来は国際社会に貢献できる仕事に就きたいと思う」と話していた。