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「町の中心で愛を叫ぶ!」 伊勢で、もっと11・22(いい夫婦)に 三重

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「町の中心で愛を叫ぶ!」 伊勢で、もっと11・22(いい夫婦)に 三重

 「いい夫婦の日」(11月22日)にちなみ、伊勢市の観光名所・夫婦岩(めおといわ)で「夫婦の町の中心で愛を叫ぶ!」、伊勢神宮で結婚30周年の夫婦による「真珠婚おかげ参り」が開かれる。恒例イベントとして定着してきており、県などは「夫婦円満の伊勢」のイメージを観光客誘致につなげようと動きだした。

 「夫婦の町の中心で愛を叫ぶ!」は、二見興玉(おきたま)神社(伊勢市二見町江)の縁結びの象徴、夫婦岩に向かって家族や恋人への愛情や感謝を叫ぶイベント。日本愛妻家協会伊勢支部が平成21年から開催している。

 「愛しています。結婚してください」などプロポーズや、亡き妻へ「お前のカレーおいしかったよ」と夫が感謝を叫ぶこともあり、同支部事務局長の浜千代美治さんは「シナリオのない愛の叫びが感動の涙を呼び起こしている」と話す。今回は19日午前11時22分からで約30組を募集中。当日参加もできる。

 「真珠婚おかげ参り」は、真珠婚式(結婚30周年)を迎える夫婦が感謝と幸せを真珠に託し気持ちを伝える機会を作ろうと、真珠婚国際協会(志摩市)が14年から開催。これまでに1500組以上が参加した。

 今年は21日に志摩観光ホテル ザ クラシックの「真珠の間」で鈴木英敬知事も招いてパーティーを開催し、22日に伊勢神宮内宮の特別参拝を行う。

 伊勢に夫婦円満を演出する場としてのイメージが強まる中、県と伊勢市、日本航空は今春、「常若婚(とこわかこん)」ツアーを打ち出した。20年ごとに社殿を造り替える式年遷宮に象徴される伊勢神宮の「常若の思想」に習い、「永遠に再生するみずみずしい絆を紡ぐ旅」というコンセプトだ。

 二見興玉神社、伊勢神宮、猿田彦神社をめぐる2泊3日で参加費は1人約20万円。利用客はまだ少ないが、県観光誘客課の担当者は「人生の節目に大切なパートナーと訪れるスタイルを確立していきたい」と話している。