産経ニュース

これが「海の道づくり」 小学生ら興味津々 下関・関門港湾建設が見学会 山口

地方 地方

記事詳細

更新


これが「海の道づくり」 小学生ら興味津々 下関・関門港湾建設が見学会 山口

 関門海峡の浚渫(しゅんせつ)作業を通じて、航路維持の重要性を学んでもらおうと、関門港湾建設(山口県下関市)は16日、市内の小学生を招いて、初めての見学会を開催した。参加した約160人の児童は、船から同社のグラブ浚渫船「関雄」が稼働する様子を見た。

 児童は港湾施設の説明を受けた後、関門海峡の東側にある浚渫現場に向かった。「関雄」が見える場所に到着すると、同社の社員が「海の道を作るため、毎日海底を掘っています。バケット1杯でダンプカー3台分の土砂をすくえます」などと説明した。児童は窓にかじりつくように、作業を眺めていた。

 市立山の田小4年の福岡空太君(9)は「海の道を作る様子は、なかなか見られない。家に帰ったら、お父さんに教えてあげたい」と話した。

 国土交通省によると、関門航路(長さ50キロ)では、さらなる大型船の航行を可能にしようと、水深を現在の12メートルから14メートルに掘り下げる工事が進んでいる。

 同社の荒川平治理事は「見学会を通じて、航路は生活に欠かせないと分かってもらえたらうれしい。こうした仕事を、将来の選択肢にもしてほしい」と語った。