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公衆電話から物語たどる 水戸で体験型アート「ポイントホープ」

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公衆電話から物語たどる 水戸で体験型アート「ポイントホープ」

アートプロジェクト「ポイントホープ」のイメージ画像(c)ポイントホープ実行委員会(新津保建秀撮影) アートプロジェクト「ポイントホープ」のイメージ画像(c)ポイントホープ実行委員会(新津保建秀撮影)

 公衆電話を使った大がかりな体験型アートプロジェクトが水戸市を舞台に行われている。プロジェクト名は「ポイントホープ」。参加者が市内の公衆電話から電話をかけて物語をたどる内容で、企画、運営を担う同市の若手経営者らは、全国から参加者を呼び込み、水戸の知名度向上や魅力発掘につなげたい考えだ。

 ◆風景や音から想像

 プロジェクトへの参加は、国内の公衆電話から指定された電話番号(029・284・1900)に電話をかけるところから始まる。2人の女性の声で序章が語られ、続きを聞きたければ、公式ホームページ(HP)から申し込む。

 参加費1500円を支払うと、地図と500円分のオリジナルテレホンカードが届く。参加者は地図に指定された水戸市内の公衆電話4カ所を回って電話をかけ、物語をたどっていく。

 携帯電話の普及に伴い、使用する機会も少ない公衆電話だが、広報担当の大久保玲子さんは「公衆電話から見える風景、天候、環境音などが想像力に影響を与える。参加者それぞれの物語が出来上がるのでは」とその魅力を語る。

 ◆願いが誰かの希望に

 参加者は物語を聞くだけではなく、留守番電話に自身の“願い”を吹き込むことができる。こうしたメッセージは、作品の一部としてツイッター上で公開され、蓄積されていく。「誰かの“願い”が、誰かにとっての“希望”になる」という企画者側の意図だ。

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