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静岡県立高再編計画案 10年間で7校を統合へ

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静岡県立高再編計画案 10年間で7校を統合へ

 県教育委員会は14日、伊東、小笠、沼津地区の県立高校7校を3校に統合し、現在全日制の金谷(島田市)を定時制に移行させることなどを柱とする県立高校の再編計画案をまとめた。計画案は平成40年度を目標年度に設定しており、現在分校を含めて88校ある全日制の県立高校が同年度には83校に減少する。

 少子化による生徒数の減少に備えるための措置で、35年度をめどにいずれも伊東市にある伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商の3校を統合。さらに38年度には横須賀(掛川市)、池新田(御前崎市)の2校を、39年度にはいずれも沼津市にある沼津城北、沼津西の2校をそれぞれ統合し、新しい高校に再編する。新高校の所在地や学科、教育内容などは今後、地域住民の意見を踏まえて検討する方針だ。

 県教委では県立高校の適正規模を1学年6~8学級としており、今回の統合対象は今後10年間で1学年が4学級以下に減るとみられる学校の中から選んだ。統合によって生徒の通学の利便性が大きく損なわれることがないかなども考慮して選定したとしている。

 全日制の金谷については、多様な学び方を支援する定時制高校が志太榛原地区に存在しないことから、36年度をめどに昼間部と夜間部など複数のコースを持つ単位制の定時制高校に移行する。同時に、通学圏内の藤枝東(藤枝市)と島田商(島田市)の定時制は募集を停止する。

 計画案にはこのほか、実学の充実に向けたスポーツ系学科の新設▽小規模校を対象にした遠隔教育システムの導入▽県外からの生徒募集の推進-なども盛り込まれた。