産経ニュース

【法廷から】「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか

地方 地方

記事詳細

更新

【法廷から】
「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか

度重なる故障に悩まされ、第33回大阪国際女子マラソンに復活を期す原裕美子さん=平成26年1月15日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影) 度重なる故障に悩まされ、第33回大阪国際女子マラソンに復活を期す原裕美子さん=平成26年1月15日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)

 25年、ユニバーサルエンターテインメントを退社し、生まれ故郷・足利市に戻った。私生活では昨年10月末、地元の男性と結婚式を挙げたが、入籍しないまま破局。原被告は「昨年結婚式を挙げたが、結婚詐欺に遭い、400万円の資金が無駄になった。つらい思い、悩みから解消されたかった」と述べた。

 弁護士は閉廷後、「自分が結婚資金を負担したけれど結ばれなかった。主観的に結婚詐欺と思ったのだろう」と説明している。

 父親は「最近は症状が出ていないと思っていた。警察が家に来たときはまたかと思った。3年半はそういうのなかったが」と振り返った。治療を試みたが、27年2月以降は通院していなかったという。

 万引「利欲的でない」

 初公判の法廷は、父親に対する証人尋問や被告人質問が行われ、即日結審。

 検察側は「動機が身勝手で再犯の可能性も高い」として懲役1年を求刑した。一方、弁護側は「実業団時代に極度の食事制限や体重制限から摂食障害となり、万引をするようになった。被害者との示談も成立している」と主張、執行猶予付きの判決を求めた。

 原被告は「しっかりと治療を続け、今後このようなことがないよう、事件のことを忘れることなく日々を過ごしたい」と更生を誓った。保釈後、入院治療を受けており、退院後も通院を続けるという。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか
  • 「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか
  • 「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか
  • 「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか
  • 「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか
  • 「捕まって楽になりたい」元マラソン女王が菓子パンなど万引し有罪 栄光の陰に何があったのか