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きれいに刈れたよ 天理・朝和小児童ら鎌や石包丁で古代米稲刈り

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きれいに刈れたよ 天理・朝和小児童ら鎌や石包丁で古代米稲刈り

 日本の伝統や文化を通じ食べ物を大切にする心を育んでもらおうと、天理市立朝和小学校の児童らが古代米の稲刈りを体験した。児童らは泥だらけになりながら、昔ながらの方法で稲を刈り取った。

 6月に苗を植え、秋に児童自らが稲を刈り取る恒例行事。10年目となる今年は台風の影響で時期が遅れたが、例年通り約150キロの収穫が見込まれている。17日には「収穫祭」を開き、古代米ともち米でつくったおもちを、きなこもちと団子汁にして味わうという。

 この日は同市三昧田町にある広さ約500平方メートルの水田で、5年生約60人が鎌と石包丁を使って稲を刈った。児童らはその後、刈り取った稲を麻ひもで束ね、木材を組んでつくった「はさ」と呼ばれる横木にかけて天日干しした。

 稲刈りを体験した平林花渚(かな)さん(11)は「稲を束にしてくくる作業は難しかった。きれいに刈れたときは気持ちよかった」と満足した様子だった。