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障害者・高齢者に優しい窓口に 大和郡山市が筆談用「ボード」導入

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障害者・高齢者に優しい窓口に 大和郡山市が筆談用「ボード」導入

 大和郡山市は、来庁した聴覚障害者や高齢者らと円滑なコミュニケーションを図るため、筆談用の電子メモパッド「ブギーボード」を導入した。市民の来訪が多い市民安全課、学校教育課など10課に計11台を設置。今後は市内の商店などに普及を促すことも検討しているという。

 同市は平成27年3月、聴覚障害者が生活しやすいよう環境を整えることを目的に、県内で初めて「手話に関する基本条例」を制定。その一環として、厚生福祉課が設置した。

 従来は紙や子供用の「お絵かきボード」で対応していたが、「もっと手軽にわかりやすい説明を」とブギーボードが導入された。ブギーボードは、付属のペンや指先などで感圧式の液晶画面に書く薄型の電子メモパッド。筆圧が弱くてもさらさらと書きやすく、文字が鮮明で見やすいのが特徴だ。ボード上部にある消去ボタンを押せば、描画した文字や絵を一瞬で消すことができる。

 担当者は「全ての市民にわかりやすく説明できる効果的なツール。ぜひ多くの人に利用してほしい」と話している。